2016-2020年度ＺＥＨビルダー実績公表資料

事業趣旨
我が国では「エネルギー基本計画」(2014年4月閣議決定)において、住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅「ZEH」の実現を目指す政策目標を設定しております。
※Zero-Energy-Houseの頭文字をとって『ZEH』ゼッチと読みます。

これを受けて、浜松太陽住宅は2015年に新築着工棟数の50％を2020年には必ず達成をする目標を立てました。環境省、経済産業省、国交省と連携を図り、お施主様と共に促進支援の優遇を受けながら、いかに環境にいい家づくりができるか、そしてお施主様に安心して快適な暮らしを提供できるかを考えながら進めて来ました。

考察
2016から2020までに掲げた目標値(ZEH割合・平均UA値・平均削減率)を全て達成致しました。
初年の16年度はZEHの認知も低かった事もあり、共感して頂いたお施主様との施工となりました。ここではまだ一年間の消費エネルギーの結果がでませんので、住まい心地を聞きながら次年度以降のお客様に提案する形となりました。太陽光発電については当初買取価格がまだ高かった事もあり、ＺＥＨとの相性も良く16年には削減率が非常に高く、20年に近づくにつれて低くなっていきました。しかし毎年やっていく中で、費用対効果を高める思考に変化して行きました。2021年になった今、ＺＥＨで建てられたお施主様の評価は非常に高く、太陽住宅としてもお施主様と環境に優しい家造りを進め、また新しい目標を立てました。2025年にはお引渡しする住宅の80％以上を目指いしていきたいと思います。

●『ZEH』の定義　
以下の4つ全てに適合した住宅
(1)強化外皮基準(平成28年度省エネルギ―基準(ηAC値、気密・防露性能い確保等の留意事項)を満たした上で、UA値0.6W/M2K以下)
(2)再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から
20％以上の削減
(3)再生可能エネルギーを導入(容量不問)
(4)再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100％以上の一次エネルギー消費量削減